原尚美『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』
51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方
- 作者: 原尚美
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
恥ずかしながら、事業計画書というものを自分で書けていると全然思えないので、勉強です。事業計画書を構成する5つのパートとして示されているのはわかりやすいなあ。
「この事業に対する想いを伝え、共感してもらう」「大局的な事業戦略を客観的なデータに基づいて検討する」「個別・具体的な事業戦術をまとめる」「目標達成のプロセスを数字に落としこむ」「「勝利の方程式」をわかりやすくまとめる」って、5つのステップ<ですよねえ。
以下、メモ。
p.13
事業計画書の7つのプロセス:
1.企画
アイディア。現在あなたの頭の中にあるもの
2.事業コンセプト
事業計画のスタート。事業に対するあなたの想い
3.ビジョン
事業計画のゴール。あなたが目指すもの、成功のイメージ
4.事業戦略
ゴールまでの最短距離。コンセプトを実現するためのもの
5.事業戦術
戦略に基づく個別の作戦。どこで、誰に、何を、どうやって、いくらで売るか
6.ロードマップ
売上計画・利益計画。ゴールまでの道筋を数字で表したもの
7.アクションプラン
作戦の実行。計画を実現するための業務の洗い出し
p.16-17
「事業計画書」を構成する5つのパート
1.この事業に対する想いを伝え、共感してもらうパート
・「事業コンセプト」
・「5年後のビジョン(中期ビジョン)」…仲間や支援者に「目指しているゴール」を具体的に。
・「事業ドメイン」…戦うべき戦場はどこか?
2.大局的な事業戦略を客観的なデータに基づいて検討するパート
・「この事業が求められる背景」
・「市場規模」
・「競合他社の動向」「顧客のメリット」「自社の強み」
3.個別・具体的な事業戦術をまとめるパート
・「商品・サービス説明」
・「販売戦略」
・「ビジネスモデル」…利益の源泉を確保すると同時に商流・金流・物流について図示
・「社内組織図」
4.目標達成のプロセスを数字に落としこむパート
・「売上計画」
・「売上原価計画」
・「人員計画」
・「設備計画」
・「利益計画」
5.「勝利の方程式」をわかりやすくまとめたパート
・「この事業が成功する理由」
原尚美『小さな会社の総務・経理の仕事がわかる本』(ソーテック社)