ホンマタカシ『たのしい写真 よい子のための写真教室』

たのしい写真―よい子のための写真教室

たのしい写真―よい子のための写真教室


写真を使ったワークショップとかできないかな、と思って読んだ。ワークショップのアイデアもいくつか出ていて、参考になりました、です。
以下、メモ。

p.96
今日の写真を読むためのワークショップ その1
Q:あなたの好きな写真集の中から1枚の写真を選んで、それがどのように成立しているかを言葉で説明し、次いでその1枚と同じ構造の写真を撮影してください。


p.104
今日の写真を読むためのワークショップ その2
Q:<写真は真実だけではない>ということを意識するために、最初からウソを取り込んだ写真を撮ってみよう。

「My Daughter」と題されているけど、本当に娘かどうかはわからない。もしその女の子が写真家の子どもでなかったら、読者は写真の見え方が違うのだろうか?


p.118
今日の写真を読むためのワークショップ その3
Q:写真のたのしさは自由なところ--ですが、あえて撮影に制約を設けて、不自由な状態で撮影してみてください。

車の窓から撮影し続ける、とか。カメラの機能を制限したりとか。ピントを固定したりとか。