テレビ番組「ひとこと英会話」を作ろう
現代教育新聞の記事から見つけました。これ、なかなかおもしろそうです。何かを作っていくというのはやはり子どもたちにとってはとても刺激的だし、モチベーションも高いですから。あと、この前田先生が出している3つの条件、というのが興味深いですね。4人しかも男女混交…なるほど、と思わせられる点があります。メディア教育としてはやはり作り手に回ることで、メディアの受け取り方を学ぶという副次効果もありますね。勉強になる。チェック。
現代教育新聞 - テレビ番組「ひとこと英会話」を作ろう
●●男女混合4人クルー
総合学習の授業は、各クラス担任と総合専科の前田康裕教諭のTT制で行なわれ、週1回年間35時間の英会話ではさらにALTが加わる。ALTは6年生が作る「ひとこと英会話」にも出演。 番組制作に当たって、前田教諭は3つの条件を出す。 1つめは、制作には女児2人・男児2人の4人グループで当たり、全員が番組に出演するというもの。 「これは『仕掛け』なんです」と前田教諭は話す。女児だけ、男児だけだと仲良しグループになってしまう。人数も5人や6人ではだめ。「4人組というのは、全員の力が均等に出るベストの編成」(前田教諭)。また、全員が出演することでカメラやマイクは交代で担当することになり、番組が完成したときには全員が一通りのことを身につけているという仕掛けだ。 2つめは、2分30秒以内の番組にすること。短いほうがギュッと濃縮されたものになるからだ。●●『ダメ出し』
最後の条件は、ギャグを必ず入れること。「What do you eat tonight?(今夜何を食べますか?)」というセンテンスを紹介する番組では、「パン」という答えにALTが目を白黒させる。英語で「Bread」と言わなければ分からないのに、さらに「パンだよ、パン」と畳み掛けられ、ALTは動物のパンダを想像してしまう、といった具合だ。