マーカス・バッキンガム『最高の成果を生み出す 6つのステップ』
- 作者: マーカスバッキンガム,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06/24
- メディア: ハードカバー
- 購入: 4人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
6つのステップは以下。特に、最初の神話を打ち砕く、ってのはおもしろいな。好きなこと、強いことだけを仕事にできるようになるのは、本当に素敵なこと。そこを目指さなければなぁ。
- あなたの成功を妨げている「成長するにつれ、人の性格は変わる」「人はもっとも弱い分野で、もっとも成長することができる」「すぐれたチームのメンバーは、チームのためならどんなことでもする」という3つの「神話」を打ち砕く
- あなたの活力を与えてくれる活動、気力を失わせる活動を特定する
- 強みを最大限に活用する方法を学ぶ
- あなたを弱くする活動を回避する手段を学ぶ
- 自分の仕事の内容を人に伝える方法を学ぶ
- これらを生涯続けるための強い習慣を作る
以下、メモ。
人は、もっとも得意な分野でもっとも創造力を発揮し、最高の成果を得ることができる。
あなたの強みに合わせて「仕事の進め方」を作り変える。
6週間で6つのステップを実践する。
1. あなたの成功を妨げている「神話」を打ち砕く
「成長するにつれ、人の性格は変わる」「人はもっとも弱い分野で、もっとも成長することができる」「すぐれたチームのメンバーは、チームのためならどんなことでもする」は困った神話だ。
2. あなたの活力を与えてくれる活動、気力を失わせる活動を特定する
強みを示す4つのサイン(SIGN=成功、本能、成長、必要性)
3. 強みを最大限に活用する方法を学ぶ
4. あなたを弱くする活動を回避する手段を学ぶ
5. 自分の仕事の内容を人に伝える方法を学ぶ
6. これらを生涯続けるための強い習慣を作る
p.106
ストレンクス・ステートメント・カード:
「自分を強いと感じるのは… 」と書かれていて、その続きを書いてもらうカードを作る
↓
逆に「自分を弱い(消耗、退屈している)と感じたのは…」の続きを書かせるカードも用意する。
p.156-
強みを活かす4つの戦略(FREE)
集中する(Focus)
1. 職場でこの強みを使うのはいつか?それはどんな活動においてか?
2. この強みを、どれくらいの頻度で使うか?
3. 仕事のうえで、この強みがいつ、どんなふうに役立つことがわかったか?
4. この強みについて得たフィードバックは?
解放する(Release)
5. この強みをもっと活かすには、どんな新しい状況を作ればいいか?
6. その状況に身を置くために、勤務スケジュール(シフト)を変更できるか?
これを実現させるために、誰かに話す必要があるか?それは誰か?
7. この強みを伸ばすために、どんな新しいシステムやテクニックを試すことができるか?
8. この強みをどれだけ使っているかを、どうやって計測・追跡するか?
9. 現在の職責で苦労していることはあるか?それは何か?
それを克服するために、この強みをどう活用できるか?
教育する(Educate)
10. この強みにてこ入れするために学べる新しいスキルは何か?
11. そのスキルを学ぶために、どんな行動をとることができるか?
読むといい本、参加すべき講座、オンラインでできるリサーチなどがあるか?
12. 職場で実地に学べる人は誰か?
13. この強みをより効果的に使う方法について話のできる人は誰か?
(友人、教師、上司、メンターなど)
拡張する(Expand)
14. この強みを中心にした成功事例を、他の人々とどう分かち合うか?
いつ、それができるか?
15. この強みをより活用するために、自分の役割をどう拡張できるか?
p.280-282
最強の習慣:
1. 毎日、自分の3つのストレングス・ステートメントと3つのウィークネス・ステートメントに目を通す。
2. 毎週、ストロング・ウィーク・プランを実行する。
→できるだけ理想に近い週を過ごせるよう計画を立てる。強みをさらに強化する行動を2つと、弱みの影響を最小限にするための行動を2つ、特定する。毎週、それぞれ2つ。
3. 四半期ごとに、強みの決算をする。
4. 半年ごとに、ある一週間を選んで自分の強みを把握、明確化、確認する。