テオニ・パパス『数学の楽しみ 身のまわりの数学を見つけよう』
数学の楽しみ―身のまわりの数学を見つけよう (ちくま学芸文庫)
- 作者: テオニパパス,Theoni Pappas,安原和見
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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原題は「The JOY of MATHEMATICS」ですから!JOYだぜ、JOY。いろいろな数学パズル的なものとかが紹介されています。算数的なものの考え方を育てるカリキュラムを作れないかと思って読んだ本。
以下、メモ。
p.18
ピタゴラスの定理
→証明パズルに使えないだろうか…。
→デザインにも応用されているよ、と。
p.20
錯視
p.24
三角形から正方形へ、組み合わせることで形を変えていく。
p.35
小麦とチェス盤
→コメで褒美を毎日ください。
1日目から2日目になると倍。3日目はまたその倍…。
1,2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024,2048,4096,8192...
p.48
トポ=数学的ゲーム
p.59
T字パズル
→4つのピースを組み合わせて、Tの字を作るパズル
p.69
メビウスの輪にはもうひとつ面白い性質がある。紙片の中心線に沿ってハサミで切ってみよう。
p.85「
チャールズ・ラトウィッジ・ドジスン(1832〜1898)はイギリスの数学者にして論理学者だが、ペンネームのルイス・キャロルのほうがずっと通りがいい。『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の作者と言えば知らない人はいないだろう。だがそれだけではなく、彼は数学のさまざまな分野を扱った文章も数多く発表している。たとえば、著書 Pillow Problems(眠れぬ夜の数学)には72の問題--ほとんどは眠れない夜にベッドのなかで思いつき、解法まで編み出した問題だという--が取りあげてあるが、そこでは算術、代数、幾何学、三角法、解析幾何学、微積法、超確率が扱われている。
」
p.145
3・4フレクサゴンを作る
http://yaplog.jp/mosforza/archive/1665
p.148「
プラトンの立体とは、すべての面が平面で合同な正多角形からなる、凸型の立体のことである。このような立体は5種類しかない。
」
↓
四面体、六面体(立方体)、八面体、十二面体、二十面体
p.157
硬貨パズル=硬貨で作った三角形を逆三角形にしよう。最低3回動かす。硬貨は1度に1つずつ、2つの硬貨に接する位置に動かすこと。
http://fukuchi.org/works/puzzle/osidori.html
p.280「
フィボナッチ数列は自然界にしょっちゅう顔を出すので、これはもう偶然とは思われない。
a)花びらの数がフィボナッチ数になっている植物--エンレイソウ、野バラ、アカネグサ、コスモス、キンポウゲ、オダマキ、ユリ、アヤメ
b)花びらに似た部分の数がフィボナッチ数になっている植物--アスター、コスモス、デイジー、テンニンギク
」