本田直之『意思決定力 「決断」を仕組み化する55のルール』
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/10/17
- メディア: 単行本
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「意思決定」とか「Decision Making」とか、非常に興味のある言葉。どうやって決めればいいのか、何を考えればいいのか、というのをスタイルとして教えることができないか、と企画をしているから。「最後に責任を取るのは自分という覚悟が備わっている=意思決定力が強い」という定義からスタート。ふむふむ、なるほど。
以下、メモ。
p.22
意思決定力が強い人・弱い人の「境目」=「インディペンデント思考であるか否か?」
→考え方の根っこに、最後に責任を取るのは自分という覚悟が備わっている人が意思決定力が強い人
p.38
意思決定には4種類ある
縦軸は時間:「即断」か「じっくり時間をかけるもの」か
横軸は意思決定の種類:「自分の未来について決めるもの」か「トラブルなどの問題解決」か
p.82
選択肢抽出のトレーニング(PCを例に考える)
1.インプット
富士通、SONY、東芝、Apple…
2.クライテリアを書き出す
評価基準や判定条件を明確にし、意思決定をブレなくする
cf. 長時間使える、頑丈である、パフォーマンスが良い、持ち運びに便利
3.選択肢の抽出
3つ程度にしぼる
p.133
「
「失敗とは、最悪の事態を経験する練習」だとマインドセットを変えれば、それがどういう失敗かを分析し、軌道修正すれば、失敗を上回るリカバリー力を蓄えられる。
」
p.166-167
意思決定の流れ
1.目的観を明確にする
2.情報のインプット
どんな情報を集めるか、目的を決めておく
量より質を優先する
日々、トレーニングするようにインプットする
3.選択肢の抽出
クライテリアを明確にする
ボトムラインを決めておく
選択肢をパターン化しておく
4.シミュレーション
問題を整理する
紙を活用し、プロコンを行う
イメージしながらシミュレーションする
5.意思決定し、行動する
見込み6割で行動する
行動しながら、シミュレーションできる
6.リカバリー力をつける
コンティンジェンシー・プラン(=最悪の事態にどう緊急対処するかの計画)を作っておく
内部要因思考をする
失敗は「矢面に立つ練習」だと認識する
7.常に意思決定力を鍛える