堀之内九一郎『どん底からの成功法則』
- 作者: 堀之内九一郎
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2004/02/17
- メディア: 単行本
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プールの水を「とりあえずおちょこで」汲み出しはじめられる人間になれ。その通りだな。やっぱり、地道に愚直に、身体を動かして、やっていくしかないんだよ。
以下、メモ。
p.34
「
世の中において大切なことはいたってシンプル。そしてサラリーマンであれ商売人であれ、どん底から這い上がるための絶対法則は普遍です。
「とことん反省し絶望を受け止め、そしてすべてを捨てて身軽になること」
」
p.36
「
自分は比較的いい生活をしてきたとか、一流大学を卒業したとか、そんな過去のプライドはじゃまになるだけ。必要なのはただ、自分の定点を厳しく認識する目と、「自信のカケラ」を拾い集めて描き出した成功へのイメージトレーニングです。
どん底の真っ暗闇の中、冷たい地面にひざまずき、まずは自分の定点を確かめる。
それはつらいことです。
」
p.105
「
どん底という状況は、ひとつでも多くの選択肢を増やすことのできるチャンスにほかならないのです。
だから、とにかくやりつづけてください。考えられるかぎりの試行錯誤を続けてください。そしてそのスピードにこだわってください。
「成果は必ず見えてくる。いま苦しくても、考えられるかぎりの選択肢を、猛烈なスピードで実行に移せ。トンネルが長いほど、そこを抜けたら褒美が大きいんだ。」
p.128
「
どれほどすばらしい師匠についているかが問題なのではなく、どれほどその師匠のことを寸分も疑うことなく、その教えを飲み干してしまえるか。
この信じきるということこそが、人間を成長させるのだと私はいまになって思うのです。
」
p.162
「
どんなスキルやプランも、思いや信念にはかなわない
」
p.189
「
まず「どん底」の暗闇で、とことん反省しその重きに耐えること。
小さくいびつな一歩を、ひとまず踏み出してしまうということ。
小さな欲をとことん満たすことで大きな目標を達成してしまうこと。
考えられるかぎり、最大限のお金の使い方をすること。
速さにこだわって、突風の勢いで判断を下すこと。
これっぽちも疑わない師匠をもつこと。
ホンネを見抜き本質をとらえるために、まずは自分が裸になること。
そして、けっして損得勘定で判断しないこと。
」