スティーヴン・C・ランディン、ジョン・クリステンセン&ハリー・ポール『フィッシュ!おかわり』
前に読んだ、『フィッシュ!』の続編。職場を変えるのは自分たちなのです。自分からやらなきゃ。
フィッシュ!おかわり―オフィスをもっとぴちぴちにする3つの秘訣
- 作者: スティーブン・C・ランディン,ジョン・クリステンセン,青山陽子,ハリー・ポール
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/05/16
- メディア: 単行本
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p.11
「
大きな変化にまず必要なのは外からの働きかけである。新しいビジョンを実現するためには、まずみんなの注意をひかなければならない。
でも、外からの働きかけはほんの短いあいだだけしか効き目がない。変化を持続させるためには、最終的に外からの力を自然な力に換えていかなければならない。
」
p.35
「
新しい仕事のやり方が取り入れられた瞬間から、古いやり方へ戻ろうとする引力が発生する。
最初は目新しさだけでも充分活力の源になるだろう。だが時間がたつにつれ、より強く持続性のある源を見つけなければならない。
」
p.113
「
見つける
あらゆるビジョンの最も基本的な構成要素は一人ひとりの“何か”である。
“何か”とはビジョンを自分のものにすることである。
ビジョンを持続させる力は、会話を通じて自分の“何か”を見つけることによって発生する。
」
p.119
「
実現する
自分の“何か”がはっきりしたら、それを実現するチャンスはよりはっきりしてくる。
そういったチャンスのことを、“ビジョン・チャンス”と呼ぶ。
ビジョンを維持するエネルギーは、できる限りたくさんのビジョン・チャンスを実現することによって生まれてくる。
」
p.125
「
コーチする
コーチングはお互いに与えあって、ビジョンを強く維持するための贈り物のようなものである。
それが自分の仕事のやり方についてであろうと、チームワークのことについてであろうと、あらゆる方向にフィードバックされるようにしなければならない。
コーチングはひとりよがりであってはならない。私たちはビジョンのためにコーチするのだ。
」