スティーヴン・C・ランディン、ジョン・クリステンセン&ハリー・ポール『フィッシュ!おかわり』

前に読んだ、『フィッシュ!』の続編。職場を変えるのは自分たちなのです。自分からやらなきゃ。

フィッシュ!おかわり―オフィスをもっとぴちぴちにする3つの秘訣

フィッシュ!おかわり―オフィスをもっとぴちぴちにする3つの秘訣

p.11

大きな変化にまず必要なのは外からの働きかけである。新しいビジョンを実現するためには、まずみんなの注意をひかなければならない。
でも、外からの働きかけはほんの短いあいだだけしか効き目がない。変化を持続させるためには、最終的に外からの力を自然な力に換えていかなければならない。


p.35

新しい仕事のやり方が取り入れられた瞬間から、古いやり方へ戻ろうとする引力が発生する。
最初は目新しさだけでも充分活力の源になるだろう。だが時間がたつにつれ、より強く持続性のある源を見つけなければならない。


p.113

見つける
あらゆるビジョンの最も基本的な構成要素は一人ひとりの“何か”である。
“何か”とはビジョンを自分のものにすることである。
ビジョンを持続させる力は、会話を通じて自分の“何か”を見つけることによって発生する。


p.119

実現する
自分の“何か”がはっきりしたら、それを実現するチャンスはよりはっきりしてくる。
そういったチャンスのことを、“ビジョン・チャンス”と呼ぶ。
ビジョンを維持するエネルギーは、できる限りたくさんのビジョン・チャンスを実現することによって生まれてくる。


p.125

コーチする
コーチングはお互いに与えあって、ビジョンを強く維持するための贈り物のようなものである。
それが自分の仕事のやり方についてであろうと、チームワークのことについてであろうと、あらゆる方向にフィードバックされるようにしなければならない。
コーチングはひとりよがりであってはならない。私たちはビジョンのためにコーチするのだ。