逢沢明『ゲーム理論トレーニング』
- 作者: 逢沢明
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2003/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ゲーム理論をざっと総復習したくて読んだ。いろいろな事例が出ているのがいい。的中率と儲け・損失の予測など、ポイントとしておきたいところがいくつかあったのでメモ。
p.28
問題は分解して考え、選択肢を発見する
p.92
なぜ「もうけ」より「損」に注目するのか?
p.99
現実的な利益を考える(p.99)
株式投資に慣れてきたAさん、3回のうち2回くらいは予想が的中するようになりました。1回予想が当たると、3割儲かります。外れると3割の損失です。だったら、的中率が3分の2ですから、1回あたり平均的に2割ずつ儲かるでしょうか?
↓
平均的には6%程度しか儲からない。
損失の分を考えに入れないといけない。3回のうち1回負けると、
1.3x1.3x0.7=1.183
結局、3回の投資で18.3%程度となる。なので、3で和って、1回の利益は6%程度となる。
#なるほど〜。
p.105
マキャベリ「戦争は始めたいときに始められるが、やめたいときにやめられない」
p.185
フリーエージェント制もゲーム理論で説明できる(p.185)
p.276
チューリップバブル:
#歴史上、最初のバブルはオランダのチューリップバブルですね。1637年が最初・・・。人間は変わらないのだね。