国際シミュレーション&ゲーミング学会(ISAGA)

国際シミュレーション&ゲーミング学会(ISAGA)が行われていました。実はゲーミングとかシミュレーションとかにすっごい興味がありまして。

僕がやっている仕事は教育カリキュラムの作成で、その際に必ず入れて提案をしているのは3つなのですね。

1)何を学んでもらいたいのか(=目標)
2)どうやって学んでもらうのか(=手段)
3)どれだけ身についたのか(=評価)

これらが全部満たされていないと、カリキュラムとしては完成品ではないのですよ。学校とかにコンサルに行くと、1)と2)を混同してしまっているケースが多いですね。コンピュータでやることは、わかりやすくするための手段なのにそれ自体が目的になってしまっていたり。どこか文化も風土も違うところで成功した事例をそのまんんまやり方だけパクったり。それでは片手落ちなんですけどね。

生徒に何を学んでもらいたいかはもちろん考えなくてはいけないですけど、それを先生の都合だけで教えていってはつまらないし、やっぱり定着しない。
おもしろいもので生徒たちのアテンションを集めて、そしてその中に「あれっ?」と生徒たちが思う間に学びを忍び込ませる…。それが僕のやっている仕事だと思ってます。

そういう意味では、ゲーミング&シミュレーションっていうのは2)の手段の部分でとっても重要な考え方というか道具なのですね。実際、「教育の中での活かし方」というのもテーマになっていたようです。
いい機会だ、勉強しようっと。学会まではいけなくても、学会誌読んだりとかしようかな、と思いました。