河本敏浩『河本の小論文をはじめからていねいに』
河本の小論文をはじめからていねいに―推薦・AO入試対応 (大学受験小論文名人の授業シリーズ)
- 作者: 河本敏浩
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
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おお、ものすごく基本的。初歩としてはいいかもなー。カリキュラム作成のためには、まずはテンプレートというか典型的なスタイルを作っておくのが大事なので、それには役立った。自分がSFCの入試のためにどんな小論文の練習をしていたかをもう覚えていないし、あの頃よりもずっと小論文入試が一般的になっているので、再研究の必要があるのです。
以下、メモ。
p.25
小論文の出題パターン:
(1)自分の生き方や内面を問うもの
(2)時事的な問題に意見を述べさせるもの
(3)高度な読み取り能力を必要とするもの
p.56
社会的視野を広げる
(1)新聞の利用、まず新聞を毎日読む
→日付、見出し/一言内容説明、一言感想、評価をつけておく。
(2)読書に親しむ
p.81
「一般化」で説得力アップ
→どんな主張であれ、結局その根拠は小さな例に過ぎない。
読み手は必ず、そんな小さな事例で結論をまとめるな、と身構える。
p.92
個性は自分のアイデア、知識を組み合わせることで姿を現す
p.108
読解力トレーニング<読み取り7題>
1.課題を読む
2.それがどのような内容のものなのか、要旨をまとめる
3.なぜそのような問題が問われているのか、社会的背景を考える
4.自分なりに読み取れたら、その要旨に対して自分ならどんなアイデアをぶつけることができるか、考える。