吉田武『はじめまして数学(1) 自然数を追え、無限を掴まえろ!』
- 作者: 吉田武
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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自分で作った例がうまくいったからといって、決して「すべてがOK!」なわけではありません。しかし、実際に具体例を作らなければ「新しい発見」はできないのです。楽しみながらいくつか例を作っていけば、いずれ自分自身の力で"すべてうまくいく方法"を見つけることができるでしょう。(p.83)
そうそう。数学ができる人の何がいいって、こういう考え方ができることだと僕は思っている。自分で例を作ってみて、うまくいくかをチェックする。うまくいっても、それがたった1回かもしれないと疑い、他のサンプルも考えてみたり、極端な数字を入れたりして考えてみる。そういうのが、できないんだよなぁ。計算とか、そんなに早くなくてもいいから、こういう考え方ができる教え方をしたい。
ところで、この本の中に「エラトステネスのふるい」というのが出てくるのですが、Wikipediaで見てみたら、ずいぶんこの本は簡単に略しちゃったな、という感じ。
以下、メモ。
p.83
「
自分で作った例がうまくいったからといって、決して「すべてがOK!」なわけではありません。しかし、実際に具体例を作らなければ「新しい発見」はできないのです。楽しみながらいくつか例を作っていけば、いずれ自分自身の力で"すべてうまくいく方法"を見つけることができるでしょう。
」
p.116
エラトステネスのふるい
例:エラトステネスのふるい」による素数の見つけ方
1.紙にふるいにかけたい数字を書く
2.あとは割り切れる数字をひたすら探して赤ペンで消す
それだけ?それだけ。