舛田光洋『夢をかなえる「そうじ力」』

誕生日にもらった本。強烈にメッセージが入っている気がしますな(笑)うーん、部屋、汚いからなぁ。

「あなたの住む部屋が、あなた自身である」ということ

非常に厳しい。
NYの地下鉄の治安をよくするために、ひたすらに落書きを消させた、という事例が紹介されていました。よくティッピングポイントの例として出されるのですが、そのものずばりの「そうじ力」の引き合いで読むことになるとは。身近なところから少しずつ、努力をしていきたいと思います。以下、メモ。

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」

p.15
「あなたの住む部屋が、あなた自身である」ということ
「あなたの心の状態、そして人生までもを、あなたの部屋があらわしている」ということ


p.23

友人でもある看護師の先生がつぎのように言っていました。
精神疾患へのプロセスは、部屋をそうじしないところから始まり、つぎに身なりを清潔に保てなくなるのだそうです。


p.27
Broken Window Theory(ブロークンウィンドウ理論)
1969年に行われた、スタンフォード大学の心理学者、フィリップ・ジンバルド教授による実験。
町の中で比較的治安の良い場所を選び、1週間「ボンネットを開けっ放しの状態で放置した」自動車と、ボンネットを開けっ放しの状態に「窓ガラスが割れている状態を加えた」自動車の2つのパターンを用意し、観察。

歴然とした差が現れた
ボンネットを開けているだけの状態では、1週間特に何も起こらない。が、窓ガラスの破損が加わっている車は、10分後にはバッテリーが持ち去られ、続いてタイヤもすべて持ち去られ、落書き、投棄、破壊によって1週間でスクラップに。

窓が割れている状態が、マイナスの磁場をつくり上げ、同質のものを引き寄せ、それがどんどんエスカレートしていくという実験。
※NY市の地下鉄犯罪率とは逆の減少。


p.39

そうじには明らかに力があります。
周りの状況を変え、問題を解決してくれるのです。
いまのあなたから、新しいあなたに生まれ変わり、望んでいる人生へと好転させることができる力が、このそうじ力なのです。

1.マイナスを取り除くそうじ力
2.プラスを引き寄せるそうじ力