「大航海時代Online」で歴史学習 効果と課題は

詫間電波工業高専(香川県詫間町)の1、2年生を対象に、5年間にわたって歴史の授業に「大航海時代Online」を導入する実験が行われるそうです。ゲームがこうして教育の場に入るということはいいことだと思っています。それに、「大航海時代」といえばコーエイのゲーム。コーエイで育ったとも言える僕的にはとてもこれもいい試みだと思っています。
ただ、ゲームを入れて楽しくなればいいということでは決してなくて、結局のところ、「しっかり学べるか」が大事なわけで…。その辺り、感じている生徒たちもいるみたいですね。

ITmedia News:「大航海時代Online」で歴史学習 効果と課題は
実験後に行ったアンケートで、8割の学生が「普段の歴史の授業よりも楽しかった」「授業への理解や関心が高まる」と回答。「ゲーム利用が新鮮で楽しかった」という感想も多かった。ゲームだけプレイしたクラスよりも、授業やプレゼンを組み合わせたクラスの方が学習効果が高かったという。
学生がプレゼン用に作った壁新聞 ただ「ゲームの目的がよく分からなかった」と答えた学生が39.4%、「ゲームが難しかった」とした学生が21.2%いたほか、自由記述では「中途半端」「所詮ゲーム」といったマイナスの反応も見られた。

興味を持たせるためのゲームってだけじゃなくて、どうやって教育にまで持っていくのか、っていうのが問題だよね。