ICTを活用した多くの授業で児童生徒の関心・意欲,理解等に効果

これはいいデータだなぁ。研修で講師をしていても、小学校の先生方の方が「これは授業を変えられるかも!」「使えるかも!」と思って使ってくれている感じがします。なので、実感としてこの数字はありだと思うなあ。

(NEW教育とコンピュータ 9月号から)
 独立行政法人メディア教育開発センター文部科学省の委託を受けておこなった「ICTを活用した授業の効果等の調査」の結果がまとまり,7月24日に公開された。
 調査対象校は145校(小学校81校,中学校28校,高等学校36校),参加教員数は250名に上り,実証授業に基づく教員および児童生徒の意識調査と客観テストによる比較調査が行われている。
 ICTを活用した実証授業を行った教員の9割以上がICT活用の効果を認識していた。特に小学校教員では,全員が効果があると回答し,「たいへん効果がある」との回答だけでも69.9%と約7割を占めた。児童生徒の調査においても,学習に対する積極性,意欲,達成感のいずれにおいても効果が確認された。
 また,客観テストを実施した実証授業群100件のうち,無作為に選んだ20件について内容を分析した結果,19件においてICT活用の効果が示されたという。
 調査結果の詳細は文部科学省のWebサイト(情報化への対応)から見ることができる。(「主な研究成果」の「教育の情報化の推進に資する研究について」を選択)