森博嗣『森博嗣の浮遊研究室』
森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory (ダ・ヴィンチ・ブックス)
- 作者: 森博嗣,コジマケン
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2003/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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去年の年末もこのシリーズを読んでいた気がしますが…。全部で5冊出ているシリーズの1冊目。最初の頃はやっぱり4人のキャラが形成期だった感じがしますね、いま読み返してみると。
いくつもいい言葉があったので、メモ。
p.76
「
転んだら、とりあえず立ち上がるしかない。
立ち上がってから、どうして転んだのか、と振り返ろう。
」
p.82
「
いつも自由に考えましょう。柔軟な発想は、突然出てくるよりも、頭を使い切ったとき現れることが多いです。全部出しきったあと、隅っこに残っているのです。あなたは何時間も考え続けられますか?考えることに集中できますか?思考は運動と同じです。もっともっと考えられるように、頭はできているのです。
」
p.277
「
ホーム・センタにいると時間が経つのを忘れてしまいます。2時間もぶらぶらしていることがあるくらい(らぶらぶではなくて)。それは、「これで何を作ろう」「これはどう使えるか」という自由度があるからです。完成した品ではここまでは考えられません。あなたの子供がおもちゃを欲しがったら、同じ値段の工具を買い与えましょう。それこそが、人間の可能性です。
」
p.325
「
「どうやったら○○できるでしょう?」に対する答は「何か試しましたか?」である。
」