マーク・エイブラハムズ『イグ・ノーベル賞』
- 作者: マーク・エイブラハムズ,福嶋俊造
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2004/03/19
- メディア: 単行本
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イグ・ノーベル賞とは、「裏・ノーベル賞」のこと。世間を(1)いかに笑わせ(2)いかに考えさせたか、を基準に贈られる賞。授賞式はハーバード大学で、ゲストには「ノーベル賞」受賞者が参加する、というお茶目な賞だそうな。
なんと、日本からはバウリンガルが受賞している!知らなかったぞ。
p.379の受賞者もうける。タイトルはこうです:
「自身の迷言によって教育の重要性を雄弁に訴えたアメリカ副大統領」
あはは。うける。与えられたのは、イグ・ノーベル教育賞。与えられたのは、アメリカ合衆国副大統領ダン・クエール(1989-1993)。迷言の一部を…。
「人に魚を与えれば、一日中釣りをしているだろう。人に釣りの仕方を教えれば、一生釣りをしているだろう」「率直に言って、子どもたちを教育する職業は教師だけである」「選挙の投票率が低いということは、あまりたくさんの人が投票しなかったという意味である」「人は自分の生まれた土地の路上で寝ている限り、ホームレスではない」「いよいよ人類も、太陽系に参加するときが来た」
などなど、たくさんある。楽しい。ブッシュ大統領顔負け!?