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ポール・スローン『ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣』

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣


「考え方」って、どうやって教えられるのだろう、と最近よく考える。目次を見るだけでもそれなりに楽しめる本。こういう思考力の方法を、何かテーマを与えて、子どもたちにハンドリングしやすいような形にして、学校の授業で教えられたら楽しかろうな、と思う。こういうのって、教室よりもスポーツの場で体得している子どもたちが多いような気がなんとなくしているんだけど、スポーツをしていない人にも、おもしろそうに伝えるカリキュラム、書いてみたいなあ。
以下、メモ。

目次
01.なぜ考えかたを変えるのか
02.反対のことを考える
03.思い込みと向き合う
04.問題を分析する
05.問う
06.組み合わせる
07.平行思考
08.創造的に考える
09.水平的に考える
10.ほかの人が考えないことを考える
11.アイデアの評価をする
12.むずかしい判断を下す
13.言葉で考える力を伸ばす
14.数学的に考える
15.確率を理解する
16.視覚的に考える
17.感情知能を伸ばす
18.会話の達人になろう
19.議論に勝つ
20.じっくり考える
21.記憶力を最大限に高める
22.実験し、失敗し、学習する
23.物語の力を使う
24.ユーモアを交える
25.ポジティブに考える
26.目標を書いて実現をめざす
27.優先順位を決め、的を絞る
28.考えを行動に移す
29.よくあるまちがいを避ける
30.脳を強化する


p.19-20
なぜわたしたちはなかなか自分の考えを変えられないのか?(スチュアート・サザーランド)
1.自分の考えをくつがえされるかもしれない証拠には、わたしたちはみずからはけっして向き合おうとしない。
2.そういう証拠を突きつけられても、多くの場合、それを信じることを拒む。
3.なんらかの考えを持っていると、その考えに合うようにものごとを解釈するので、新しい証拠をありのままには受け入れられない。
4.わたしたちは自分の考えと調和することを選択的に記憶する。
5.わたしたちは自尊心を守ろうとする。


どうしたら、反対のことを考えられるのか?
とても単純なことだ。いったん自分の考えを脇にやって、「もし〜だったら、どうなるか」と考えてみればよい。

p.50
対立的な思考に陥らないために、平行思考を使う。
「六つの帽子」(エドワード・デ・ボーノ博士)
http://www.idea110.net/post_4.html
→参加者に特定の帽子をかぶってもらい、全員に平行思考を強いる。

p.64「
たいていの組織はなんらかの先入観によって思考を歪められている。自動車なんて子どもだましの発明であり、普及するはずがないと考えた馬車メーカーのことを、現代のわたしたちは簡単に批判できる。しかし既存の考えかたに縛られているのは、わたしたちも同じだ。

p.66「
たとえば、捨て犬の保護活動をしているとしよう。目下の議題は「いかにして募金を倍に増やすか?」だとする。その場合、次のような「もし〜だったら、どうなるか?」を問える。
もし寄付してくれる人がひとりしかいなかったら、どうなるか?
もし寄付してくれる人が一千万人いたら、どうなるか?
もし宣伝にいくらでもお金をかけられるとしたら、どうなるか?
もし宣伝にいっさいお金をかけられないとしたら、どうなるか?
もし市民全員に、捨て犬を一日預かることが義務づけられたら、どうなるか?
もし犬が言葉をしゃべれたら、どうなるか?

p.78「
【アイデアの評価をする】
創造工学でFANと呼ばれる次の基準は、どんなアイデアの評価にも使える万能タイプの基準だ。
・実行可能か?(Feasible)
・魅力的か?(Attractive)
・斬新か?(Novel)

#3番目の「斬新か?」が入ることで、フレッシュなアイデアが高く評価されるようになる。

p.200-
ポジティブシンキングで説かれていること:
1.自分を信じる
2.明確な目標を立てる
3.成功した自分の姿を思い描く
4.自分の人生の所有者となり、責任者となる
5.自分に語りかける
6.ネガティブな考えを排除する
7.前向きな人間と付き合う
8.自分がいかに恵まれているかを考える
9.肯定的な面を見つける
10.リラックスし、人生を楽しむ
11.ふりをする