森博嗣『森博嗣の浮遊研究室』

森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory (ダ・ヴィンチ・ブックス)

森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory (ダ・ヴィンチ・ブックス)


去年の年末もこのシリーズを読んでいた気がしますが…。全部で5冊出ているシリーズの1冊目。最初の頃はやっぱり4人のキャラが形成期だった感じがしますね、いま読み返してみると。
いくつもいい言葉があったので、メモ。

p.76

転んだら、とりあえず立ち上がるしかない。
立ち上がってから、どうして転んだのか、と振り返ろう。


p.82

いつも自由に考えましょう。柔軟な発想は、突然出てくるよりも、頭を使い切ったとき現れることが多いです。全部出しきったあと、隅っこに残っているのです。あなたは何時間も考え続けられますか?考えることに集中できますか?思考は運動と同じです。もっともっと考えられるように、頭はできているのです。


p.277

ホーム・センタにいると時間が経つのを忘れてしまいます。2時間もぶらぶらしていることがあるくらい(らぶらぶではなくて)。それは、「これで何を作ろう」「これはどう使えるか」という自由度があるからです。完成した品ではここまでは考えられません。あなたの子供がおもちゃを欲しがったら、同じ値段の工具を買い与えましょう。それこそが、人間の可能性です。


p.325

「どうやったら○○できるでしょう?」に対する答は「何か試しましたか?」である。