「学校より塾や予備校が優秀」親の7割 内閣府が初調査

内閣府の調査で、学校よりも塾や予備校が優秀、という結果が出た。「学校は友達と遊ぶところ、勉強は塾で。」と言い放つ子どもたちをけっこう知っているので、これはちょっと納得のいく数字だったりもする。
僕、前職が学習塾だったので、講師の人たちがどれだけ授業準備をガリガリとやっているのかを見ているから、この結果の開きは仕方ない、とも思う。
別に、学校の先生がさぼっているわけではない。他にやらなきゃならないことが多すぎる、というのもあるとは思う。でも、やっぱり学習塾のスタッフの「わからせてやる!」という熱気はすごかった。新人研修で、同期の一人は泣きながら夜に自主練してたもん。そういうのの結果というのが出ているのでは?と思う。(だから学校が全然だめだ、と言っているのではないよ)

朝日新聞:「学校より塾や予備校が優秀」親の7割 内閣府が初調査
子どもの学力向上の面で、学校より「学習塾・予備校の方が優れている」と答えた人が70.1%に上り、「学校」の4.3%を圧倒。現在の学校教育に「不満」「非常に不満」と答えた人が43.2%いた。教員に「不満」な人が28.4%で、「満足」の27.3%を上回った。
内閣府は「保護者に教師や学校への不満を聞いた調査は初めて」としている。義務教育費国庫負担制度の廃止を巡り、教育の自由度が争われていることもあり、今回の結果は教育改革を求める規制改革・民間開放推進会議への追い風になりそうだ。