98%が学力向上を実感--ICT教育推進プログラム協議会が授業でのICT活用効果を発表

5月の記事ですが…今さら。んー、でも、学力向上を実感しているのは先生だからなぁ。タブレットPCを電子ノートとして利用している、という事例が紹介されているのですが、電子ノートがどれだけ紙に比べていいのか、と言われるとけっこう微妙な気がする。どうやってICTを活用したのか、それが気になるっすよね。

98%が学力向上を実感--ICT教育推進プログラム協議会が授業でのICT活用効果を発表
ICT教育推進プログラム協議会は5月21日、ICT(Information Communication Technology、情報コミュニケーション技術)を活用した授業が学力に与える影響について分析した結果を発表した。
この研究は、文部科学省の委託により、独立行政法人メディア教育開発センター(NIME)が中心となって2005年と2006年に実施した。ICTを活用した授業を実施したのは、2005年で344件、2006年で408件。その結果、「教員の実感としてだけではなく、客観テストにも結果が出ており、授業にICTを活用することは学力向上に確実に効果がある」と、ICT教育推進プログラム協議会 会長 NIME 理事長の清水康敬氏は述べた。
(略)
清水氏によると、97.5%の教員がICTを活用した結果、生徒の学力が上がったことを実感しており、98%の教員がICTで生徒の関心や意欲が高まったと回答している。また、教員が中心となってICTを活用する方が、生徒中心で活用するより教育効果が高く、授業の中では特に導入場面においてICT活用の効果が高かったという。