岡本裕一朗『本当にわかる現代思想』
- 作者: 岡本裕一朗
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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現代思想については、大学生の頃に本当に好きでした。まあ、かぶれていたといっていいでしょう。「アンガージュマン」とか「パノプティコン」とか「ア・プリオリ」とか、そういうのを読み漁ってましたね。フェリックス=ガタリとかね。「ミル・プラトー」とかね…。でも、社会人になってからは何だか離れてしまったなあ。やっぱり、現代思想っていうの自体が、今どう生きるか、に直結しないから。
だから、僕の中の「現代思想」って、講談社が出していた「現代思想 知の冒険者たち」っていうシリーズで止まっている感じ。ハーバーマスとか、ロールズあたりで終わってるのかな?その後だって、思想の世界は進んでいるわけで、その先を知りたくって読んだ本。
いやー、「だれ?」って人が多くておもしろかったなあ。知っているのはかろうじて、コミュニタリアンのマイケル・サンデルくらいなもんですよ…(苦笑)読みたいな、と思った人をリストアップ。
- ジグムント・バウマン(1925-)p.134
- あらゆるものは使い捨てられる
- ホロコースト論・リキッド・モダニティ・廃棄物の文化
- ジャック・ヤング(1942-)p.138
- 包摂型社会から排除型社会へ
- ポストフォーディズム・排除型社会・過剰包摂
- 『排除型社会』は読んでみたいな