池田千恵『夢が現実化する「1枚図解」 誰でもすぐできる思考のビジュアル図解術』

夢が現実化する「1枚図解」 (アスカビジネス)

夢が現実化する「1枚図解」 (アスカビジネス)


ビジュアル図解術、ってとても大切な力だと思っています。著者は大学の友達なのだけど、夢を設定し、着々とそれを叶えているように思える人。その原動力になっているのは、コンサル時代に培われたこの図解術、なのだなぁと実感。実際にやってもみました。図解術だけに限らず、いろいろなノウハウは実際にやってみないと分からないと思うので、コーヒー飲みながらやってみました。とっても楽しかった。書く/描くことで見えてくるもの、外部化できるものがあって、とても多くの気付きがありました。
以下、メモ。

p.12
目標設定のときに意識スべき3つの項目。
Purpose(目的):
 目的を明確にする
Process(過程):
 夢までの道のりを分析する
Teamwork(チームワーク):
 相手に協力してもらえる自分になる
※この3つのプロセスを、スパイラルにまわしていく。


p.41

図解できると、今のあなたの現状を客観視することができ、次に進むべき一歩を踏み出すきっかけもつかめるのです。


p.60-61
「勘違い夢語り」
…歯を食いしばって頑張っていれば、みんながきっと自分のことを応援してくれるに違いない、と勘違いして、夢の応援を他人に強要する人。

夢は周囲の協力なしには達成できない。


p.84-89
図をスッキリ埋める3つのプロセスと5つの極意
1.キーワードを個条書きにする
2.グループ化する
3.グループを「5つの極意」に当てはめる

つなげる、重ねる、並べる、比べる、分ける


p.116
自分ならではの道を探す:ストーカー深堀りシート
「好き」「得意」「勝てる」の3層の逆ピラミッドを書き、そこに項目を書き込んでいく。


p.164

わかりやすく、相手に納得してもらえて、心を動かす図解には、考えるための図解とは違うポイントがあるのです。
相手とチームワークを築き、夢を現実化する上での最初の関門は、あなたが何者で、どんな仕事をしていて、どんな性格で、どんな夢を持っているかを知ってもらうことです。
つまり、あなたが夢を現実化するためには、「見ればわかる」「調べればわかる」という言葉は捨てなければいけません。また、Teamworkは、相手があってこそのもの。ただ図をポンと渡して「見ておいてね」で築けるものではありません。


p.168
相手に刺さる資料を作る GARPFS(ガルフス)メソッド:
G=Goal:目的、共通認識を共有(同じゴールに向かおう!)
A=Analyze:目的達成の方法分析(こんな方法で調べました!)
R=Result:分析から得られた結果(興味深い分析結果が出ました!)
P=Propose:分析結果を踏まえた提案(ついては、ぜひこの提案を!)
F=Future:提案が実現した時の未来(これを実行すればこんないいことがあります!)
S=Schedule:導入までのスケジュール、具体的ステップ(具体的には、こんな手順で実行して行きましょう!)