小宮一慶『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)


数字に興味を持とう週間、ということで読んだ。1000円でこれならコストパフォーマンスはいい本だと思う。でもそう、本当に、仕事ができる人はほぼ例外なく数字に強いと思う。以下、メモ。

p.3
数字力は、以下の3つが身につくということ:

  1. 把握力…全体を把握する力
  2. 具体化力…具体的に物事を考える力(これは発想力にもつながります)
  3. 目標達成力…目標を達成する力

p.17

個別の数字を把握する(ステップ1)ことによって、
現状を客観的かつ正確に把握し、どの数字が変わればどこの数字に影響するかの関連を知る(ステップ2)ことや、
具体化された目標からプロセスを逆算して、目標達成のための具体案を立て、場合によっては、目標値を上方修正する(ステップ3)ことも可能です。


p.88
「数字の見方」7つの基本

  1. 全体の数字をつかむ
  2. 大きな数字を間違わない
  3. ビッグフィギュアを見る
  4. 大切な小さな数字にはこだわる
  5. 定義を正確に知る
  6. 時系列で見る
  7. 他と比較する

p.89-
数字力を阻害する6つの罠

  1. 主観の罠(バイアスがかかる)
  2. 見え方の罠
  3. 常識の罠(常識は疑う)
  4. 統計の罠(平均値、将来値は悲観的に出る)
  5. 名前の罠
  6. 思いこみの罠