大橋悦夫 佐々木正悟『スピード ハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術


ちょっと役立つハックが満載。「とりあえず「5分だけ」やってみる」とか、「日ごろからちょっとしたリストを更新する」など。こういうの、確かに良いと思います。SlimTimerも使い始めてみました。以下、さまざまメモ。

p.22
とりあえず「5分だけ」やってみる
・仕事は大まかに分けて「すぐに終わる仕事」と「それなりの時間を要する仕事」の2種類がある。
・複数の「それなりの時間を要する仕事」それぞれについて、5分間だけ考える。
・そうすることで、全体像が見える。何から手をつけていいかわからない、という状況から脱出でき、しかも「5分でやめていい」というエクスキュースがある。


p.60
日頃から「ちょっとしたリスト」を更新する
・日常生活の中で、不定期ながらも繰り返し登場する、「ちょっとした記憶を要求する知識」をまとめておく。例えば、銀行の口座番号、クレジットカード番号、各種手続きに必要な番号、チェックリスト、ジョークのねた、いつか買いたい物、ちょっとしたコツなど


p.79
タスクの名前を変えてみる
・先送りにしてしまうタスクは、
1.実態に合わせた名前にする
2.定期的に名前の妥当性をチェックする
3.自分のやる気を盛り上げるような要素を盛り上げる


p.109
オンラインで作業記録をつける
SlimTimerで作業記録をとる。
http://www.slimtimer.com


p.208
「アイドルタイム」を減らす

米国の調査会社Basex社が行った、企業経営者から一般社員までの1000人を対象に実施した調査によると、1日に合計して2.1時間(1日の約28%)は何らかの原因で業務が中断しているとのことですから、週の平日5日間のうちまるまる1日以上が無駄になっている計算になります。
さらに、どんなに忙しくてもメールが届けばすぐに読みに行く、という人が55%に上るというデータ(同調査)もあり、問題は深刻です。
こうして本来の作業が中断させられたうえに、さらにもう一つ失うものがあります。それは、中断した作業に復帰するための時間です。