河瀬誠『戦略思考のすすめ あなたと会社を強くする36の「ツボ」』

戦略思考のすすめ (講談社現代新書)

戦略思考のすすめ (講談社現代新書)


ビジネススキル関係の本をいまさらながら読み漁ってみたり。ちゃんと勉強もしなきゃね。現場で言われたことを確認する意味で。キーワードは「事業のキードライバーは何だろう?」「CEOは政治家、COOは軍人」「CSO=Chief Story-telling Officer」などなど。ちょっと考えてみたいと思う。

以下、メモ。

■鳥の目で市場を見渡す
1)競争相手は同業他社だけではない
2)新規参入との競争では自分のビジネスモデルを変えることも覚悟せよ
3)代替の登場の脅威はチャンスに転換せよ
4)10年後の市場から逆算せよ
5)次の主力を今から用意せよ
6)自分の居場所を探せ
7)自分の強みを活かして競争せよ
8)競合とは手を組むことも考えろ

■虫の目でお客を観察する
9)まずは会社の意識がお客のニーズとかけ離れていることを認めろ
10)一人一人を主役にした「ストーリー」を走らせろ
11)お客とは意思決定者。利用者と同じとは限らない
12)ニッパチの法則で囲い込め
13)ライフステージが同じならニーズは似る
14)消費性向の違いに気をつけろ
15)ブランドとは「お客へのメッセージ」
16)ブランドとは「裏切ってはならない企業価値そのもの」だ
17)メッセージごとにブランドを分けろ
18)物語が最強のブランドだ
19)メッセージに合わせた値段を付けろ

■パートナーを見つめる
20)WIN・WINの関係でパートナー全員をハッピーにしろ
21)最初にお金と取り分を明確に決めろ
22)キードライバーを捉えよ
23)固定費型ビジネスは設備稼働率を平準化せよ
24)ビジネスの進化に伴ってキードライバーも変えよう

自分自身を省みる
25)経営者の仕事は「意思決定をし、それに責任を持つこと」だ
26)CEOとCOOの役割はまったく違う
27)CEOの役割はビジョンを定義し、伝えること
28)COOの役割は「選択と集中」をやり抜くこと
29)仕事を進めるスタイルで組織を分けろ
30)アウトソーシングで「コア組織」に集中せよ
31)コア祖組織が弱ければ「インソーシング」で補強しよう
32)公平な評価には全社員のコミットが必要だ
33)成果とスキルとコンピテンシーの視点で評価しよう
34)スキルは加点評価しよう
35)知識型組織の最大のインセンティブは「面白い仕事」だ
36)これからの会社の役割は「社員に成長の機会を提供すること」だ