野間俊彦・矢沢久雄『親と子のインターネット&ケータイ安心教室』

親と子のインターネット&ケータイ安心教室

親と子のインターネット&ケータイ安心教室


インターネットとケータイをどんなふうに子どもたちに対して使ってもらうのか、学校でも堂教えるのかの模索がされている途中です。実際、学校で基本的なところをしっかり教えておく、比較的管理がしやすい先生の前で擬似的だったり意図的だったりの失敗をさせておいて、身をもって使い方を学ぶ、っていうのがいちばんいい気がしています。
そこから先、どんなふうに使うのかは、家庭でしっかり話し合うということなのでしょうかね。
子どもをお持ちの友人の皆さん、いつからケータイを持たせますか?いつ、個人のメールアドレスを持たせますか?

p.60
インターネット見張り番
http://www.lifeboat.jp/products/mihari/mihari.html

フィルタリング情報ページ
http://www.iajapan.org/rating/


フィルタリングはあくまで技術ですから、心を育てることなくして安心はありません。


p.63
カード引き落としトラブル
WEB110(ウェブ・ワン・テン)
http://www.web110.com/


p.73
メールや掲示板でケンカ?

これは、掲示板は匿名性が高いことと、伝わるのは文字だけという2つの特性が原因です。誤解しないでいただきたいのは、匿名性が悪いと言っているのではありません。もし匿名性がなく、個人情報が丸出しになる掲示板だったら誰も利用しないでしょう。匿名性があるから安心して情報が好意感できるのです。しかし、名前も住所もわからないから何でもしていいと考えてしまう心が問題なのです。
もう一つ、掲示板で伝わるのは文字だけという特性です。面と向かって話をすれば、表情やしぐさで言葉の奥にある気持ちが伝わります。手紙なら文字の形や勢いで気持ちを感じることもありますが、画一的なパソコンや携帯の文字からは冗談なのか本気なのかといったニュアンスを読み取ることはなかなか難しいものです。


p.87

引用の目的は、「報道、批評、研究などの正当な目的のために、その目的上正当な範囲内で他人の著作物を使うこと」となっています。具体的には、次のような利用方法を指します。
・引用する著作物が公表されたものであること
・必要な範囲内での利用であること
・自分の考えや文章が主で、引用する部分が従の関係であること
・かぎかっこを付けるなどして引用部分を明示すること
・著作者名、題名など出所の明示をすること