子どもはみなブログを持て!

子どもはみなブログを持て! : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
総務省は14日、小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームページ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた。同省が設置した「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)が、日本の「IT(情報技術)力」を強化する方法として、「あらゆる児童・生徒がブログを持つべき」と報告書で提言したのを受けたものだ。

研究会は、ブログや知人同士が意見交換する「ソーシャルネットワーキング(SNS)」の普及で、個人レベルの情報発信が急増し、「企業対個人」「発信者対受信者」といった社会構造まで変えつつある、と分析。その一方で、インターネット関連の知識格差が生じている、と指摘した。

報告書はこうした現状を打開し、IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だと主張。あらゆる子どもが自分のブログを持つのが効果的だ、と力説した。

ちょっとびっくりな感じのニュースです。自分個人としてはBlogは大好きだし、生徒たちにも有効に使ってもらって、ネット/Blogのいいところを感じ取ってもらえればなあ、とは思います。でもそれは、武器というか手段としてBlogを使ってもらいたいからです。
こういう形で「あらゆる子がブログを持つべきだ」とぶち上げると、ブログを持たせることがいつしか目的の座についちゃって、本来の目的がなくなっちゃいそうな気がする。
ブログを使いこなして何ができるのか、使いこなすときに必要なスキルは何か、そういうのを教えることを目的にしっかりおいて、使っていくことが子どもたちの利益になるようなシチュエーションを作ることが、大事なのだと思う。