小泉十三『いい企画を出せる人の習慣術』

いい企画を出せる人の習慣術 (KAWADE夢新書)

いい企画を出せる人の習慣術 (KAWADE夢新書)


教育コンテンツを作る仕事は、そのまま企画書を作成する作業とも思える。どんなふうに生徒たちに思ってもらえて、生徒たちの心のスイッチをどんなふうに押して…と考えることは本当におもしろい。それを、いつでもコンスタントに作れるようにするには、思いつきやひらめきに頼るのではなくて、自分で日常の中からネタを探して苦しんで、考え抜いて作っていくしかないと思う。だから、それをやるための週間を作ろうかな、と。

以下、メモ。

p.21

最近の若いビジネスマンは、自分がたずさわる仕事について深く勉強しようとしすぎるきらいがある。プロたろうとするあまり、消費者の無責任な要求、無知ゆえの要求が見えなくなってしまうのだ。

%そうだよなー。
%何でもかんでも、「はいはい」と言っていてはだめなのね。

p.59
視野が広がり、人が見える思考習慣のススメ

・企画屋たるもの、ある程度の専門知識は必要だが、専門バカになったら最後、消費者が本当に望むものが見えなくなる。「アマチュアのプロ」くらいでちょうどいい。
・企画屋たるもの、流行に敏感であることはもちろんだが、イヤでも自分の実感をもってそれを体験することが重要。「行動するミーハー」の姿勢から見えてくることは多い。
・企画屋たるもの、自分の本当の気持ちを無視してはいけない。その企画や時代の潮流に何らかの違和感があるなら、それは消費者も感じていることだ。
・企画屋たるもの、自分の得意なこと、やりたいことは積極的に作品の中に織り込み、独自の味付けをほどこすべきである。ワンパターンといわれても、それは強みだ。
・企画屋たるもの、「プロの品評者」たれ。自分が利用したモノやサービスにたいして、つねに、何がどう良かったか、どう悪かったかを“ソン・トク感情”で観察してみる。
・企画屋たるもの、人々が何を欲しているかを探るのは当然だが、表面的な行動や売れ筋のウラにある“真意”を読み取るべきだ。親しい人のそれを汲むのもいい訓練になる。
・企画屋たるもの、仕事以外のことでもつねに“快楽”を追い求めるべきだ。脳はそれによって活性化し、新たな刺激に敏感になる。
・企画屋たるもの、熱中できる遊びを持て。遊びへの情熱、創意工夫の精神は、あらゆる発明の基礎にある。遊びを忘れて仕事に打ち込んでも、発想は貧困になる。
・企画屋たるもの、初体験への挑戦を恐れてはならない。率先して日々、初めてのことに挑む。ひとたび臆病風に吹かれたら最後、想像力もしぼんでしまう。
・企画屋たるもの、ツライこと、イヤな催しも「これは取材だ」と割り切り、逃げずに参加すべきである。取材ならば積極的に、そこから何かを得るよう努力できる。
・企画屋たるもの、事象のウラとオモテを見るのは当然。さらに上下左右・斜めからも眺めてみる。「絶対にこれはこうだ」という一面的な決めつけはすべきでない。
・企画屋たるもの、GOかNGか迷ったときは「それが美しいか、否か」「気持ちよいか、否か」の直観で判断すべきである。何かひっかかるのに強引に進めれば失敗に終わる。

%一個ずつ、頑張っていこうかな、と。
%しかし、成功している人ほど「仕事ばっかりしてないで遊べ」と
%言ってくれるんですよねー。
%そこには何だか真理があるような気がします。

p.157
L.クラウス『物理の超発想法』で紹介されているL.クラウスの法則:

暗い夜道でクルマのキーをなくしたことに気づいたら、最初に、どこを捜せばいいのか?


・暗中模索を開始する前に、目の前に投げ出されている過去のアイデアをふんだんに利用しなさい


p.162

「完成形までのストーリーをつくること」がプレゼンを通す決め手になる。


「成功するプレゼンのポイントは、まず、熱い情熱が感じられること。そして、それを遂行させる基本的なストーリーが見えること」


p.183
発想の5つの大敵(野口悠紀雄
1.権威主義
2.事大主義
3.形式主義
4.先例主義
5.横並び主義


p.194
コピーライター谷山雅計氏
「僕が思うには、“なんかいいよね”というのは禁止です。何だかよくわからないけど、とにかくいい、というのは受け手だけに許される視点で、作り手は、なぜ、それがいいのかについての理由を突っ込んで考えていなければいけない。たまたま面白い発想が浮かんだとしても、その面白さがロジカル(論理的)にわかってないと、二度三度の繰り返しはできない。それができなければ、作り手にはなれないんです。」

%そう!そこが作り手に自分がなれないと思ういちばんのところです。
%でもこれって、クリエイターはみんな言っている気がする。
%これを突き詰めていけば、自分の味を出せるよね。