三ツ谷誠『ぼくらの経済民主主義』

ぼくらの経済民主主義

ぼくらの経済民主主義


書き出しの部分がいい!(序章 Start Me Upのラスト)
本の中で触れる理論とかをちょっと紹介したりした序章の最後、いよいよ本論を始める前は、こんな感じだった。

さあ、準備はこれくらいにしよう。オープニングナンバーは終わった。バンドのメンバーの紹介も、一応は終わった。ギターはレギュラシオン、ベースはリヴァタリアニズム、ドラムには「アメリカ」の歴史、キーボードにはファイナンス理論をゲストで招いて、そしてメインボーカルはドゥルーズと、とても大好きなローリング・ストーンズ。」

こんな調子で本を書けるのは、素敵なことだなあと思ったのです。何ていうか、遊び心がね。