河村一樹『図解雑学 コンピュータ科学の基礎』

図解雑学 コンピュータ科学の基礎 (図解雑学シリーズ)

図解雑学 コンピュータ科学の基礎 (図解雑学シリーズ)


よく考えてみると、こういった本を読んだことが無かったんだよね、今まで。で、しっかりしたコンピュータ理解をしたいな、と思って読み始めたのですが…難しかった!あと、「コンピュータ科学」なので、けっこう論理展開とかを勉強しなきゃダメなのね。ド・モルガンの法則とか、排中律とかぼんやりと長期記憶の奥底にある言葉がボコボコ出てくるのが楽しくもあり、情けなくもあり…。

どこをどうメモればいいのかわからないぐらい、五里霧中でしたが、一応メモ。

p.36
情報量=情報の量的尺度を表すもの

まったく同じ確率で生じる2つの事象の片方が起こったときに得られる情報量
例えば、コインの表か裏が出る事象

このときの情報量が1ビットになる

ビットは10の3乗ではなく、2の10乗(1024)倍ごとに増えていく

p.50
命題:
ある事象において、正しいか否かのいずれかを規定できる叙述。正しいか否かを判定する根拠は、論理(logic)ではなく理論(theory)に依存する。「今日も元気に頑張ろう」といった叙述は、状況や完成を表していて、定義・定理・証明・考慮といったプロセスをもつ理論には立脚していないから命題とは言えない。真偽を1・0で表す。

p.64
命題論理:
真偽性があらかじめ定まっている命題にする論理的な関係を表したもの

述語論理:
変数の具体的な値を与えることでその真偽性が定まる述語に対する推論形式。命題論理に対比した概念に相当する。
述語論理の構文には、述語と限定作用素が用いられる。述語では変数に値を与えることで、その命題の真偽が一意に決まる。例えば、「xは、yである」という命題において、x-固体変数と呼ぶ-にある値を与えることにより、「yである」の真偽が決まる。この述語の記述を、「y(x)」と表すこともある。


p.84
リレーショナルデータベース言語SQL
→Structured Query Languageの頭文字