飯久保廣嗣『質問力 論理的に「考える」ためのトレーニング』

質問力―論理的に「考える」ためのトレーニング

質問力―論理的に「考える」ためのトレーニング


ちょっと前に読んだ斉藤孝さんの本とはまた別の「質問力」の本。より具体的で、ビジネスの事例などもあってよかったですね。

以下、メモ。

p.78
インテリジェンス=
「物知り」というニュアンスはなし、「知性溢れる、高度の思考、判断ができる人」というのが本来の意味。

日本でのインテリ=知識をたくさん持っている人
日本以外でのインテリ=知性を働かせる能力のある人

p.83
効率的かつ合理的にものごとの本質を見極めるために4つの「なぜ?」
1.なぜそんなことが起きたのか?
2.なぜそんなことが起きるのか?
3.なぜそれをやるのか?
4.なぜそこから手をつけるのか?

p.104
複数上げられた案件や問題について設定すべき質問:
・より大きな問題は?−1.重要度
・すぐに手をつけるべき問題は?−2.緊急度
・放置すると、より拡大(深刻化)するのは?−3.拡大傾向

p.197
息子に「バンドでプロを目指したい」と言われたら?

答えはひとつ:
「気が済むまで、とことんやれ」
先々のリスクを考えても仕方がないでしょう。夢や希望を語るときに、「論理的な判断」などを持ち出すのは野暮というものです。
%なるほどね、ロジカルな判断だけじゃないよね、親子関係だったら。血が繋がってるもんね。何だか、すっごい納得。

p.229
アメリカの大学は、「入学者の選抜を、いかに知性を伸ばせる潜在力があるかを大きな基準としている。」